
長男
結局、年金って、毎月いくら払ったらいいの?

父
うん、それは切実な問題だよね。
年金って、なんだろう?
子どもに聞かれて、うまく答えられなかった。
このシリーズでは、そんな問いの入り口を、ひとつずつやさしく整理しています。
前回は、年金って、いくらもらえるの?というお話をしました。
今回は、じゃあ「いったいいくら払ったらいいの?」という、毎月の負担に関する問いについて、やさしく整理してみます。
国民年金の保険料は一律
年齢や収入に関係なく、みんな同じ金額
国民年金の保険料は、原則として年齢や収入に関係なく一律です。
20歳から60歳まで、毎月支払うことになっています。
令和7年度の国民年金保険料
月額は、17,510円/月(令和7年度)
令和7年度の国民年金保険料は、月額17,510円です。
この金額は、物価や賃金の変動に応じて、毎年少しずつ見直されます。
前納制度について
前払いするとお得になる制度も
国民年金には「前納」という制度があり、 半年分や1年分をまとめて払うと、少し割引される仕組みになっています。
詳しくは、日本年金機構の公式ホームページをご覧ください。
毎月の支払いは、決して小さくない金額です。
でも、それは将来の自分や家族を守るための備えでもあります。
次の記事では「親が代わりに払えるの?」という問いについて、 少しだけ整理してみました。